忙しくさせてもらっていたので先延ばしになっていたけど、ずっと作りたかったモノにようやく辿り着き、製作と展示することができました。
『あいまい な まあい』という催しを京都のikkeで開催しています。
昨日で前半を終え、後半に向けて久しぶりのBlog更新。
会期は2024.2/9-12と2/15-17
会場となるikkeが入っている施設の意匠ディレクションや2階部分の内部設計と什器デザイン・製作をさせてもらったご縁で今回の催しを企画させていただくことになりました。
“あいまい”でいいじゃん、がテーマの今回の催し。五感をゆるゆるにしてもらおうと、衣食住にまつわる様々なジャンルの作り手が集結。
僕は奥の間に展示してある小屋を製作しています。(つかの間の小屋と命名。写真からちょっだけ会場に合わせて手直しした)
ずっと部屋の中に小屋を建てたかった。しかも簡単に設営と撤収ができる小屋を。
小屋を出入りする大勢の人たちを眺めながら、これからの僕のスタイルの大きな要素となることを確信しました。きゃっきゃ騒ぎながら童心に帰る大人たち、小屋内に陳列している本に興味を持ち食い入るように読みふける子供たち。建築のプロアマ問わず、興味を示してくれた方々などなど、ご来場いただいた皆様ありがとうございます。皆さんの感性が今後の僕の原動力です。
ひとりきりになりたいわけじゃないけど、ひとりになりたい。曖昧な感情を曖昧なまま受け入れてくれる、そんなあいまいな小屋です。催しの会期後半では小屋を囲んでLIVEしたり、小屋が“あいまいBAR”になったり、ゆるゆると七変化します。
今年は、つかのまの時間を皆さんがそれぞれ自分らしく過ごすことが出来る小屋をたくさん生み出したい。
15年前に作っていた小・小屋も展示中。
あいまいなまあいというテーマをひっさげて各地をめぐる巡回展に発展させたい。これも目標。
『あいまい な まあい』実行委員
池添敬子 https://www.instagram.com/gooikke/
上田真理子 https://www.instagram.com/um.uedamariko/